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歯科衛生士がお伝えする!デンタルフロスの正しい使い方で歯周病予防(その②)

2024年1月19日

前回のコラムでは、デンタルフロスの具体的な使用方法についてかなり細かくお伝えしました。

市販の柄のついた「糸ようじ」とも呼ばれているデンタルフロス(ドラッグストアなどでは数十本単位で売られているものです)であれば使い慣れている方が多いかもしれませんが、過去に使ったことがある方であれば、数本入れた所で切れてしまったり、フロスがほつれて歯の間に引っかかったりというトラブルはなかったでしょうか。

自分で長さを決めて使用できるロール状のデンタルフロスは、使った部分を巻き取りながら使用すれば、一度使った部分を再度使用しないので、切れたりほつれたりというというトラブルが少ないのです。

ただ、使用方法に慣れるまでは多少労力を感じるかもしれません。

今回のコラムでは、使用方法を学んだうえで、デンタルフロスを活用の注意点についてお伝えしますね。

毎日の習慣にしよう

デンタルフロスを使った歯のお手入れを、ぜひ毎日の習慣にしましょう。

食べ物を摂取する度に、口の中は汚れます。

デンタルフロスで主に掃除をする部分というのは、歯と歯の接点(専門的には接触点と言います)や、歯同士の隣接する面全体とその面の歯の付け根(歯と歯の間のにある隙間の部分全体)といったように、そもそも歯ブラシによる歯みがきや、頬や舌の動きによる摩擦などで触れない歯の部分なので、普通に歯ブラシによる歯みがきだけをしていても汚れている部分で、歯みがきの際の盲点ともされています。

この盲点とされている部分に対してデンタルフロスを補助的に用い、食後や寝る前に行い歯垢がたまりにくい状態を保つことで、歯周病や虫歯のリスクを低減させます。

歯みがきと同じくらい重要なケアと考えて、お口の中を清潔に保ちましょう。

歯科医院で使用法を教えてもらう

前回のコラムで詳細にデンタルフロスの使い方をお伝えしましたが、それに目を通して実践してみても、「これでいいのかな~」などといったに不安が出てくるかもしれませんよね。

もしそのような不安や不明点があれば、歯科医院でデモンストレーションを受けることができます。

歯科衛生士が実際に使い方を教えてくれますので、気軽に相談してみて下さいね。

フロスの活用範囲を広げよう

実は、デンタルフロスは歯と歯の隙間を清潔に保つだけではないのです。

矯正治療中の方でブラケット(矯正装置)を使用している方や、インプラントを埋入している方は特に有益です。

ブラケットの四角い部分の上下の側は歯ブラシの角度を傾ける事で毛先を当てて磨くことができますが、左右の側面の側はそれだけでは汚れが取り切れず残ってしまいます。

手間がかかるかもしれませんが、手を「じゃんけんの、パー」のように開いたときの親指の先端から小指先端までの長さを基準にした長さでデンタルフロスを切り、矯正ワイヤーと唇側の歯の面との間にフロスの一端を差し込めば、ブラケットの左右面の掃除を行う事が出来ます。

インプラントは本体が埋入されてある歯ぐきの付け根部分の掃除に役立ちます。

これらの部分は歯ブラシだけではなかなか届きにくいため、デンタルフロスの活用範囲を広げてみましょう。

歯みがきとの組み合わせ:

デンタルフロスは補助的な清掃道具の一つであり、デンタルフロスの使用は歯みがきと組み合わせることで、より効果的にむし歯と歯周病の予防が可能です。

歯ブラシだけでは取りきれない歯と歯ぐきの隙間や歯間部分を、デンタルフロスでしっかりケアすることで、お口全体の清潔を保つことができます。

最後に付け加えの情報ですが、歯と歯の間にデンタルフロスを挿入する際に、滑りをよくするためにワックスをデンタルフロスにコーティングしてあるものが一部の商品にあります。

歯と歯の間が緊密で普通のデンタルフロスが入れにくい場合には、ワックスコーティングされたデンタルフロスを使用してみると、歯と歯の間にスムーズにデンタルフロスを入れやすくなります。

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