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かぶせものを作るのに何回通院が必要ですか?

2025年3月25日

前回のコラムでは、見た目が自然なものはどんなものがあるのかを具体的にあげて、それぞれの素材の特徴や違いについて詳しく解説しました。かぶせもの(クラウン)を作るためには、通常2〜4回の通院が必要ですが、治療する歯の状態や選択する素材、歯科医院の設備によって回数は異なってきます。今回のコラムでは、かぶせものを作るのに何回通院が必要かについて一般的な流れについて詳しく解説します。

通院回数の目安と治療の流れ

(神経の治療や差し歯場合の土台のやり直しや根管治療の必要がない場合)

初診・診察(1回目)

まず、歯の状態を詳しく診察して応急処置が必要であれば行います。
レントゲン撮影や視診で、むし歯や歯の破損の程度を確認
治療計画の説明(どのようなかぶせものが必要か、保険適用か自費か)
必要に応じて神経の治療の有無を判断し、必要であれば応急処置

🕒 所要時間:約30〜60分

🔹 通院回数のポイント
・むし歯が進行していて神経の治療が必要な場合、さらに数回の治療が追加される可能性があります。

② 歯の形成(削る処置)・型取り、虫歯が深い場合は一旦樹脂で塞いで痛みが出ないかの様子を見る(2回目)

かぶせものを装着するために、歯の形を整えます。

むし歯がある場合は、削って治療を行いますが、虫歯がかなり深くて神経スレスレまで削ることになってしまった場合などは、樹脂などで穴を一旦塞いで痛みが出ないかの様子を見る場合もあります。この場合は型取りが次回(3回目)で、かぶせものが装着されるのが次々回(4回目)になります。
かぶせものがしっかりフィットするように歯を削る(形成処置)
型取り(印象採得)を行い、技工所に製作を依頼
仮歯の装着(必要に応じて)

🕒 所要時間:約30〜60分

🔹 通院回数のポイント
・技工所でのかぶせもの製作に1〜1.5週間かかるため、この間に仮歯をつけて過ごします。
・セラミックやジルコニアなど精密な自費のかぶせものは、製作に1.5〜2週間かかる場合もあります。

③  かぶせものの装着(フィット感の確認)・最終調整(3回目)

かぶせものが完成したら、実際に装着して適合を確認し、いよいよ、最終的なかぶせものを装着します。

かぶせものの形や咬み合わせをチェック
色や仕上がりの確認(特に審美性の高い素材の場合)

歯にしっかり合っているか再確認
接着剤(セメント)で固定
咬み合わせの調整を行い、仕上げる
セルフケアやメンテナンス方法の説明

🕒 所要時間:約30〜45分

🔹 通院回数のポイント
・金属製のかぶせものは調整が少なく済むことが多いですが、セラミックなどの審美性の高い素材では色や形の細かい調整が必要な場合があり、もう1回追加の通院が必要になることもあります。
・問題がなければ、この日で治療完了となります!
・かぶせものがしっかりと定着するまで、数日間は固いものを咬まないように注意が必要です。

ケース別の通院回数の目安

ケース 予想される通院回数 備考
むし歯が小さい場合 2〜3回 削る処置が少なく、比較的短期間で完了
神経の治療が不要な場合 3回前後 一般的なかぶせもの治療の流れ
神経の治療が必要な場合 4〜6回 根管治療のため、追加で数回の通院が必要。根管の本数や歯の状況により6回以上かかる場合もある
セラミックなどの自費診療 3〜4回 技工所での製作期間が長いため、保険適用よりやや時間がかかる

1日でかぶせものを作れる場合もある?

最近では、CAD/CAM冠の製作技術を用いて、最短1日でかぶせものを作成・装着できる場合もありますが、
対応している歯科医院が極めて少数
自費診療となる場合もある
治療の内容によっては適用できない
などの条件があるため、事前に歯科医院に確認する必要があります。

かぶせものを作るための通院回数は、通常2〜4回が目安ですが、歯の状態や治療の内容によって増減します。特に神経の治療が必要な場合や、セラミックなどの審美性の高い素材を選ぶ場合は、通院回数が増える可能性があります。ご自身のご希望に合わせ、できるだけスムーズに治療が進むようサポートいたしますので、治療期間について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

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