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話し方や発音に影響はありますか?

2025年8月4日

前回のコラムでは、口を開けたとき、かぶせものは目立つのかどうか、について詳しく解説しました。

前回の要点をおさらいすると、かぶせものが目立つかどうかは、使う素材の種類、かぶせる歯の位置(前歯なのか奥歯なのか)、そして仕上がりの精度によって大きく変わるが、最近の技術素材の進歩で、口を開けても自然でほとんど目立たないかぶせものを作ることが可能であるが、保険診療で使える素材、自費診療で選べる素材があり、見た目の自然さや透明感に差があるというようなことを解説しました。

今回のコラムでは、話し方や発音に影響はあるのか、について詳しく解説していきます。

かぶせものを入れると、話し方や発音に影響はありますか?

かぶせものを入れた後、一時的に話しにくさや発音の違和感を感じる方がいらっしゃいます

特に上または下の前歯や上の奥歯にかぶせものをした場合、空気の通り方や舌の当たり方が変わることで、「サ行」や「タ行」、「ナ行」や「ラ行」などの発音がしづらくなることがあります。

しかし、このような違和感は多くの場合、一時的なもので、数日から数週間で自然に慣れていくことがほとんどです。

違和感が出やすいケース

・前歯のかぶせものを入れた場合
→ 舌先や空気の抜け道が治療前と比べて大きく変わる場合、発音しづらいと感じることがあります。
大きなブリッジや複数本のかぶせものを入れた場合
→ 歯の厚みや形の変化で、話すときの口の動きに違和感を覚えることがあります。
かみ合わせや、外側や内側の歯の膨らみ具合が大きく変わった場合
→ 舌や唇の動きが今までのように動かしにくくなり、発音に影響が出ることがあります。

ほとんどの場合、自然に慣れていきます

人間の舌や唇は、新しい歯の形に合わせて自然に動きを調整する能力があります。
多くの方は、かぶせものを装着してから数日で違和感が軽減し、1~2週間程度でほとんど気にならなくなることが多いです。

慣れるための工夫

・ゆっくり、はっきり発音する練習をする
特に違和感を感じやすい「サ行」「タ行」「ラ行」を意識的に練習すると効果的です。
新聞や本を声に出して読む
舌や唇の動きがスムーズになり、慣れが早まります。
違和感が強い場合は、早めに歯科医院へ相談
かぶせものの形や厚み、かみ合わせを微調整することで、発音しやすくなる場合があります。

発音が長引いて改善しない場合は?

まれに、かぶせものの形態や高さが原因で、違和感が解消しないことがあります。
その場合は、歯科医院で調整を行い、舌や唇の動きが自然になるように修正することで改善が期待できます。

特に前歯の治療では、見た目の美しさだけでなく、機能面(発音のしやすさ)も考慮してかぶせものを作ることが重要です。

まとめ

かぶせものを入れた後に感じる発音の違和感は、ほとんどの方が一時的なもので、自然に慣れていくことが多いです。

もし違和感が長引く場合でも、歯科医院での微調整や舌のトレーニングで改善できるケースが多くありますので、気になることがあれば早めにご相談ください。

当院では、見た目の美しさだけでなく、話しやすさ・発音のしやすさも考えたかぶせもの作りを行っています。

装着後の違和感や不安があれば、遠慮なくお申し出ください。

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