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日常生活で着色を防ぐコツはありますか?

2025年7月10日

前回のコラムでは、素材ごとの特徴をふまえながら、汚れが目立ちやすい素材はあるのかについて詳しく解説しました。

今回のコラムでは、日常生活でかぶせものに着色するのを防ぐコツについて詳しく解説していきます。

かぶせものの素材によっては、もともと汚れに強いものもありますが、日々の生活習慣を少し意識するだけで、さらに美しさを長持ちさせることができます。

着色汚れを防ぐために今日からできるポイントをいくつかご紹介します。

♦着色汚れを防ぐための5つのポイント

色の濃い飲食物は「摂り方」に工夫を

カレー、コーヒー、赤ワイン、紅茶、ウーロン茶、チョコレート、ブルーベリーなどは、ステイン(着色)の原因になりやすい食品です。
かぶせものの種類によっては、こうした食品の色素が素材の表面に蓄積し、見た目にくすんで見えることがあります。

これらの色の濃い飲食物に対するポイントとしては

・これらの飲食物を摂った後は、なるべく早くうがいやブラッシングをする
ストローを使って歯に直接当てずに飲むのも有効です(コーヒーや紅茶など)

タバコを吸う習慣は見直しを

喫煙は、天然歯だけでなくかぶせものにもヤニ汚れ(タールの沈着)を引き起こします。特に保健治療で使われるプラスチック素材のレジンなど吸水性のある素材は汚れが付きやすく、短期間でくすみや黄ばみが目立つようになります。

できる限り禁煙をおすすめしますが、難しい場合でも、喫煙後は必ず口をゆすぐ・歯磨きをするといったセルフケアを心がけましょう。

歯磨きは「質」を大切に

「一日に何回磨くか」も大切ですが、実は「どのように磨くか(磨き方の質)」のほうがもっと重要です。

・毛先のやわらかい歯ブラシで、歯とかぶせものの境目を意識して磨く
力を入れすぎず、1本ずつ丁寧に小刻みに動かす
フロスや歯間ブラシなどの補助清掃具を併用する

これにより、表面の着色だけでなく、見えにくいプラークや食べかすの付着も防ぐことができます。

研磨剤入り歯磨き粉の使いすぎに注意

「白くしたい」と思って研磨剤入りのホワイトニング歯磨き粉を毎日使っている方もいらっしゃいますが、これは要注意です。
研磨力が強すぎるものは、研磨剤の砂のような粒子がかぶせものの表面を傷つけて凹凸ができるため、逆に汚れが付きやすくなることがあります。

市販のものを選ぶ際は、「研磨剤無配合または低研磨性の歯磨き粉」を選ぶと安心です。ご不安な方は、歯科医院で推奨されている専用製品をご案内することも可能です。

定期的なプロケアも忘れずに

毎日のセルフケアに加えて、歯科医院での定期的なクリーニング(PMTC)や検診を受けることで、
ご自分では落としきれない着色汚れやバイオフィルムをしっかり除去できます。

当院では、かぶせものの種類に応じて、表面の研磨方法やメンテナンス内容を調整しながら、美しさと機能性を保つサポートを行っています。

まとめ:日常の意識で、かぶせものはもっと美しく保てる

かぶせものは素材によって着色のしやすさに差がありますが、日々の食生活やケアの仕方によって、見た目のきれいさを維持できるかどうかが大きく変わってきます。

少しの工夫と継続的なメンテナンスで、何年たっても「きれいな口元」を保つことが可能です。

「最近かぶせものがくすんできたかも…」「長持ちさせたいけど、どうすればいいの?」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
当院では、審美性・耐久性・日常のケアのしやすさを総合的に考えた治療をご提案しています。

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