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金属アレルギーがあっても大丈夫ですか?

2025年8月25日

前回のコラムでは、違和感がある場合に調整は可能なのかについて詳しく解説しました。

前回の要点は、かぶせものは装着した直後、歯や顎が新しい形や高さに慣れるまで、咬んだときの感覚や舌触りに違和感を覚えることがあり、多くは時間とともに慣れていきますが、数日経っても違和感が強い場合や、痛み・咬みづらさがある場合は、歯科医院での調整が必要があるということでした。

今回のコラムでは、金属アレルギーがあっても大丈夫かどうか、について詳しく解説していきます。

金属アレルギーをお持ちの方でも、かぶせもの治療は可能です。

近年では、金属を一切使わない「メタルフリーの素材」が豊富に登場しており、アレルギーの心配なく治療を受けられる選択肢が増えています。

金属アレルギーとは?

歯科治療で使われる金属(銀歯や金合金など)が原因で、

・口の中や皮膚がかゆい・ただれる
・手足や全身の湿疹
・慢性的な口内炎ができる

といった症状が現れることがあります。

一度発症すると、体の中で溶け出した金属イオンが原因で、口の中以外にも症状が広がることがあります。

金属を使わないかぶせものの選択肢

当院では、金属アレルギーが心配な方に向けて、金属を使わないかぶせもの(メタルフリー素材)を複数ご用意しています。

1.ジルコニア

・人工ダイヤモンドとも呼ばれる強度の高いセラミック素材です
金属を一切使用せず、奥歯にも使える耐久性が特徴です
・白く自然な見た目で、アレルギーリスクがありません

2.オールセラミッククラウン

・すべてがセラミックでできているため、金属を全く使わない構造です
・天然歯のような透明感があり、審美性に優れています
・前歯や目立つ部位におすすめです

3.ハイブリッドセラミック(コンポジットレジン含む)

・セラミックと樹脂を組み合わせた素材です
・強度はやや劣りますが、金属フリーで保険診療でも使用できる場合もあるため、コストを抑えやすいです

治療前にできること

・パッチテストやアレルギー検査の確認
皮膚科やアレルギー科で検査を受けることで、安全な素材を選ぶ目安になります。
・既存の金属の除去も相談可能
すでに口の中に入っている金属が原因で症状が出ている場合は、メタルフリー素材への置き換えも検討できます。

金属アレルギーの方でも安心できる治療を

金属アレルギーがあると、歯科治療に不安を感じる方も少なくありません。

しかし現在では、見た目が自然で耐久性にも優れた金属不使用のかぶせものが主流になりつつあります。

当院では、

・患者様のアレルギー歴や体質をしっかり確認
メタルフリー素材を中心とした治療プランの提案
必要に応じて専門医と連携して安全性を確認

といった体制を整えています。

まとめ

金属アレルギーがあっても、治療の選択肢は豊富にあります。

アレルギーを心配して治療を避ける必要はありません。

「どの素材なら安全か知りたい」「今入っている銀歯を金属フリーにしたい」など、どんな小さな疑問でもお気軽にご相談ください。

患者様一人ひとりの体質に合わせ、安心・安全で美しいかぶせもの治療をご提案いたします。

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