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どのくらいの頻度でメンテナンスが必要ですか?

2025年6月3日

前回のコラムでは、かぶせものの素材は後から変更できるのかについて詳しく解説しました。かぶせもの(クラウンなど)を長持ちさせ、快適に使い続けていただくためには、定期的なメンテナンスが非常に重要です。今回のコラムでは「どのくらいの頻度でメンテナンスが必要ですか?」について解説します。

■ どのくらいの頻度でメンテナンスが必要ですか?

一般的には、3か月〜6か月に1回のペースでの定期検診・メンテナンスをおすすめしています。

なぜ、かぶせものにメンテナンスが必要なの?

かぶせものは一度入れたら終わりだと勘違いしている方が多くいらっしゃるのですが、実はそうではありません。実際のところ、装着後のかぶせものとその周囲のケア次第で、その寿命やトラブルのリスクが大きく変わってきます。

【1】歯と歯ぐきの健康を守るため

かぶせもの自体は人工物なので虫歯にはなりませんが、支えている歯や歯ぐきは生きた組織です。
その部分に汚れの原因であるプラーク(歯垢)や歯石がたまると、歯周病や根の再感染の原因となることがあります。

【2】装着状態のチェックのため

かぶせものが長期間使われているうちに、少しずつすり減ったり、接着がゆるんできたりすることもあります。
これにより、かぶせものと歯との間に隙間が生じ、この隙間から細菌が侵入して虫歯が再発したり、咬み合わせがずれて顎に負担がかかったりすることもあります。

【3】見た目と快適さの維持のため

とくに前歯などの見た目が重要な部位では、変色や着色、歯ぐきとの境目の変化が気になることもあります。
定期的にクリーニングを受けていただくことで、見た目も美しく保つことができます。

メンテナンスでは何をするのか?

歯科医院のメンテナンスでは、次のような内容を行います。

かぶせもののフィット感・接着状態の確認
かぶせもの周囲の歯と歯ぐきの検査(歯周ポケットなど)
レントゲン撮影による歯根や骨の状態チェック(必要に応じて)
かぶせもの・周囲の歯のクリーニング(PMTC)
ブラッシング指導やケア用品のアドバイス

必要に応じて、軽度の調整や研磨、虫歯・歯周病の早期治療なども行います。

頻度は「ご自身のお口の中の状態」により異なります

以下は、目安となるメンテナンス頻度です:

お口の状態 メンテナンス頻度の目安
歯周病のリスクが高い 3ヶ月に1回
かぶせものが複数ある 3〜4ヶ月に1回
お口の清掃状態が良好 6ヶ月に1回程度
歯ぎしり・食いしばりがある 状況に応じて短い間隔で管理が必要な場合も

かぶせものの素材によっても変わることがあります。たとえば、セラミックはプラークがつきにくいという利点がありますが、ジルコニアや金属の種類に応じたケアの仕方が求められます。

メンテナンスを怠るとどうなる?

メンテナンスを受けずにいると、以下のようなトラブルが起きやすくなります:

・歯の中で虫歯が進行し、再治療が必要になる
かぶせものが外れる、割れる、ぐらつく
歯周病が進行して歯を失うリスクが高まる
かぶせものの寿命が短くなる

これらの問題を早期に発見・予防することこそ、メンテナンスの最大の目的です。

メンテナンスは“通いやすさ”も重視

定期的な通院は「面倒だな」「時間がとれない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
当院では、患者様のライフスタイルに合わせたご予約枠の調整や、スムーズな診療体制を整えており、短時間で負担の少ないメンテナンスを心がけています。

まとめ

かぶせものを長持ちさせ、ずっと健康で美しい口元を保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
3〜6か月に一度を目安に、かぶせものだけでなく、お口全体の健康チェックを受けましょう。

当院では、患者様一人ひとりのリスクに応じた最適なメンテナンスプランをご提案しています。
「今、問題はないけど大丈夫かな?」という方はご相談ください。

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