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後から素材を変更できますか?

2025年5月27日

前回のコラムでは、分割払いについて詳しく解説しました。かぶせものなどの治療を受けた歯で、家で鏡を見ていて、気になる部分が出てきてしまい、かぶせものの素材を変更たくなる場合があります。今回のコラムでは「かぶせものの素材は後から変更できるのか?」について解説します。

率直にお答えすると、かぶせものの素材は後から変更することも可能です。
ただし、すべてのケースでスムーズに行えるわけではなく、いくつかの条件や注意点がありますので、治療の段階やお口の状態を踏まえて慎重に判断する必要があります。

素材変更を希望される理由とは?

実際にご相談いただく中で、以下のような理由から「かぶせものの素材を変えたい」という方は少なくありません

・銀歯が目立って気になるようになった
・金属アレルギーが心配になってきた
・以前の治療で使用した素材が古く、劣化してきた
・もっと自然な見た目のものにしたくなった
・自費治療に切り替える余裕ができた

このようなご希望に対して、適切な診断と処置を行うことで、新しい素材に置き換えることは十分可能です。

素材変更のタイミングと流れ

素材の変更は、基本的には“かぶせものを一度外して、新たに作り直す”という流れになります。

【素材変更の主な流れ】

1.現在のかぶせものの状態を診査  ・土台や歯の根の状態、虫歯の有無を確認
2.かぶせものの除去  ・専用の器具で慎重に取り外します
3.必要に応じて再治療や補修  ・内部に問題がある場合は、再度治療を行うことも
4.新たな型取りと素材の選定  ・ご希望や状況に応じてセラミック、ジルコニアなどから選択
5.仮歯を装着し、完成までサポート  ・見た目や咬み合わせを確認しながら、最終的なかぶせものを製作

注意すべきポイント

素材変更ができるかどうかは、お口の状態によって左右されるため、以下の点には注意が必要です。

【1】歯の土台や神経の状態

かぶせものを外した際の内部の歯に虫歯や破折が見つかることがあります。この場合は、まずはそちらの治療を優先する必要があります。

【2】過去の治療の影響

古いかぶせものは、接着が非常に強固だったり、構造が特殊だったりすることがあり、外す際に時間がかかるケースもあります。

【3】費用と通院回数の負担

新しいかぶせものは、素材によって費用が自費(保険外)となる場合があり、治療回数も通常2〜3回の通院が必要です。根の治療が関係してくると治療回数がさらに増える場合があります。

より良い素材への変更は「再治療」ではなく「ステップアップ」

患者様の中には、「せっかく治療したのにまたやり直しなのか…」と不安を感じる方もいらっしゃいます。
しかし、素材の変更は“後悔のやり直し”ではなく、“お口の健康や美しさを高めるためのステップアップ”ともいえます。

たとえば、目立ちやすい前歯の銀歯をオールセラミックに変えるだけで、笑顔の印象がぐっと明るくなりますし、奥歯の金属をジルコニアに替えることで、金属アレルギーの心配も軽減されます。

まずはご希望のお伝えとご相談から

「素材を変えたいけど、今の歯の状態でできるの?」「費用はどれくらい?」「何回くらい通えばいいの?」
――こうした疑問に丁寧にお応えするために、歯科医院では事前カウンセリングと検査を行ってくれます。

当院では無理な提案や過度な治療はいたしません。今のお口の状態に合ったベストなご提案をいたしますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

かぶせものの素材は、後からでも変更が可能です。
ただし、そのためには歯の状態や治療の履歴をしっかり確認したうえで、慎重に進めることが大切です。

「今よりもっと自然に」「もっと長く安心して使えるように」――そうした前向きな気持ちを、当院ではサポートいたします。
素材の選び直しは、より良いお口の健康と美しさにつながる第一歩なのです。

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