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歯が欠ける原因

2017年4月19日

こんにちは、暖かくなってきましたね、院長の奥村です。

 

今回は「歯が欠ける原因」についてお話したいと思います。

事故やふとしたことなどで歯をぶつけたり、硬いもの無理にをかんでしまったりで欠ける事は想像がつくと思いますが、

その他にはどんな原因で欠ける事があるのでしょうか・・・・・・。

良くある事例をもとに解説していきます。

 

①.寝ている時の歯ぎしりやくいしばり(寝てなくてもスポーツ等で瞬間的にくいしばる時もこれにあたります)

体重が60キロの方がいたとします。その方が食事の時に奥歯を使って咬む力は体重と同じくらいの60キロ位が限度と言われています。

寝ている時の歯ぎしりやくいしばりの時は食べ物が上下の歯の間に介在(ある意味食べ物はクッションになっています)することなく、

上下の歯同士に体重以上の咬む力がかかるため、力が集中した部分が欠けたり、ひどい時には割れてしまいます。

歯ぎしりする方の特徴として、朝起きると首や肩が痛い、口の中に骨が盛り上がって出来たコブがある、

朝起きたら歯のかけらがで出来た、歯が削れて奥歯の凹凸がない等があります。

【対策】

歯ぎしりのためにマウスピースが保険で作れますので、それをはめておけば歯ぎしりがあっても歯が欠ける前に、

マウスピースがこすれるか割れるかが起こり、歯が欠ける事態を避ける事が出来ます。

 

②片方でかたよって咬むことが多い(咬みやすいからという理由が多いようです)

右側や左側だけでかたよって咬む事が多い方は、咬む事が多い側が欠けてきます。

常に食事の度に負担がかかることで歯にひびや亀裂が少しずつ入り、硬いものをかんだ瞬間に欠けたり割れたりする事が多いです。

【対策】

咬みにくい側を多少でも使うことで回避できますが、簡単な方法としては、硬いものは咬み慣れた側でまずつぶしておいて、

やわらかくなったら咬みにくい側で咬むという習慣をつけるといいでしょう。

咬みにくい側もこういう使い方をしていくと、次第に硬いものも咬めるように(咬む筋力がつくため)なっていきます。

片方で咬み続けると顎がずれてヘの字口になり(使わない側の筋肉が衰え、使う側の筋肉が発達するので)、

例えるならば自民党元総裁の麻○太郎さんの様な顔つきになります。

 

③虫歯が原因の場合

虫歯で歯に穴があいていたとします。その入口はつまようじの先ほどの直径だとして、

その下にアリの巣の様に虫歯で出来た部屋があるのをイメージしてみて下さい。

虫歯の部屋の直上にある入口付近で硬いものを上下の歯でつぶした瞬間、

入口の薄い部分が砕け、大きな虫歯の部屋だった穴が突然現れます。

これも歯が欠ける原因の一つです。

【対策】

歯を丁寧に磨いて歯の間を歯冠ブラシやデンタルフロスなどで清掃し、定期的にお口の中に虫歯ができていないかチェックしてもらうといいでしょう。

 

いかがでしたか、負担がかかることで歯が欠ける事は共通ですが、虫歯以外にも理由がある事がお分かり頂けたかと思います。

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