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虫歯が進行すると招く抜歯や歯が欠けるリスクとその対処法

2023年9月15日

虫歯を放置すると徐々にそれが進行し、最悪の場合に抜歯や歯が欠ける事態を引き起こす場合があります。
もし、自分の歯に虫歯があると分かっている場合には、早めの対処が大切ということになります。
今回のコラムでは、虫歯の進行に伴うリスクとその対処法を、歯科医師の立場から分かりやすく項目を挙げて解説します。

歯が欠けるリスクについて

虫歯は、歯の表面に穴があくだけでなく、歯の内部深く虫歯による破壊が進行することがあります。
進行した虫歯が歯の内部の神経や血管がある歯髄という部分やその近くまで達すると、ズキズキした痛みや感染症が起こる可能性もあります。
この虫歯による歯の内部への破壊状態が放置されることで、歯の構造が弱まってもろくなり、歯が徐々に砕けて欠けていくという欠損のリスクが高まります。
この対処法としては、神経まで進行していない状態であれば、虫歯の部分を取り除き、歯を被覆する、もしくは詰め物を行うという方法で修復することができます。
早期にこの治療を受けることで、歯の欠損を防ぐことができます。
また、神経まで進行している場合は、神経を取る処置をしてから、歯を被覆するか詰め物を行うという方法で修復することができます。

抜歯のリスク

歯の欠損リスクの内容でも少し解説しましたが、虫歯が進行して歯の内部の歯髄に達しするとズキズキとした痛みがでてきます。
その痛みが継続しながら、歯の根や周囲の組織にまで細菌感染の影響が及ぶと、次第に歯がグラグラし始め、歯を保つことが難しくなる場合があります。
歯の根や周囲の組織にまで細菌感染が大きく広がってしまった場合には、もはやかみ合わせて物をつぶすような力を歯自体にかけられなくなる場合もあり、抜歯の必要性が生じることもあります。
抜歯は歯の機能や見た目に影響を与えるだけでなく、周囲の歯や歯と歯の咬み合わせにも影響を及ぼすこともあります。

このような場合の対策は歯科医院を受診し、歯科医院では虫歯の進行具歯合や治療の適切な方法を判断し、歯を保つための治療を検討します。
また、抜歯が必要な場合でもその後の治療として、抜歯した歯の両隣りの歯を利用した固定式のブリッジ、人工の歯根を埋め込むインプラント、歯がない部分を補うための取り外し可能な装置である部分入れ歯といった、3種類の治療方法が提案されるのが一般的です。
これらの選択肢は咬みあわせや見た目の面での支障を軽減し、歯の機能を回復させる助けとなります。
歯科医師との相談を通じて、失われた歯の治療方法を選択しますが、ブリッジ、インプラントや入れ歯の適切な選択は個人のお口の中の状況により異なるため、本人の要望だけではなく歯科医師に口腔健康を総合的に考慮してもらいプランを立ててもらうことが重要です。
複数の選択肢を提案してもらい自分で選べるならば、理想であると言えるでしょう。

まとめ

以上のように、歯が欠けたり抜歯になる状況にならないようにするためには、日頃から歯の保護と予防の重要性に目を向けなくてはなりません。

歯の破損のきっかけになることが多い虫歯の進行を防ぐためには、日常的な歯磨きだけでなく歯間ブラシやフロスなどの補助的清掃道具の使用、体に良いだけではなく、歯に過剰な負荷がかからないような健康的な食事、そして定期的な歯科検診が欠かせません。
歯科医院では虫歯の早期発見と予防に向けて適切なケアプランの提案をしてもらい、定期的なクリーニングを受ける事で、虫歯とそれに伴う歯の破損と抜歯リスクを低減する助けとなります。

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